日航機、管制許可なく関空に着陸 昨年7月、操縦手順に気を取られ 

 昨年7月、台北発関西空港行き日本航空814便(ボーイング737―800)が管制の許可を受けずに関空に着陸していたことが19日、日航への取材で分かった。滑走路に他の航空機はなく、乗客乗員約130人にけがはなかった。

 日航や国土交通省関西空港事務所によると、昨年7月8日、機長と副操縦士が滑走路への進入許可を受けた後、他の航空機と管制とのやりとりや操縦手順に気を取られ、着陸許可が出ていないことに気付かず着陸した。

 日航は「機長らに厳重注意し、管制との連絡や確認の体制を改めて指導した。再発防止に努めたい」としている。


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