2018年1月19日 09:33 | 無料公開
【ローマ共同】国連食糧農業機関(FAO、本部ローマ)のダニエル・グスタフソン事務局次長は18日、今月下旬からの訪日を前に共同通信などのインタビューに応じ、昨年11月に宮城県大崎地域の稲作が「世界農業遺産」に認定されたことに関し、同地域が東日本大震災からの復興に取り組む地方の「象徴」として日本を活性化させることを望むと述べた。 一方、同遺産に申請している静岡県のワサビ栽培と徳島県西部の急傾斜地農法については、早ければ3月上旬に審議結果が出ると明らかにした。グスタフソン氏は個人的な見解とした上で、いずれも認定される可能性が高いとの見通しを示した。