夜行バス、急ブレーキで乗客けが 高速50メートルバックで 

 西日本JRバスの夜行高速バスが14日に誤って神奈川県内のインターチェンジ(IC)を通過し、路側帯を約50メートルバックした問題で、バックする直前に急ブレーキをかけた影響で、乗客の女性が首に捻挫などのけがをしていたことが18日、同社への取材で分かった。

 同社は15日に問題を発表した際「乗客17人にけがはなかった」としていたが、その後に判明したという。バスは時速94キロで走行していたといい、女性は急ブレーキの勢いで前方の座席に顔面をぶつけた。

 運転手が乗客にけがの有無を確認していなかった可能性があり、同社は「初期の対応に至らぬ点があった」としている。


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