2018年1月17日 19:19 | 無料公開
環境省は17日、東京都大田区の公園で見つかったオオタカの死骸1羽から、強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)を検出したと発表した。これを受け、東京動物園協会は同日、上野動物園(台東区)など都立4施設で、18日から希少種や感染しやすい一部鳥類の当面の展示中止を決めた。 都によると、上野動物園ではジャイアントパンダをはじめ、鳥類以外の動物は展示を続ける。 国内複数箇所で検出されたことを踏まえ、環境省は3段階ある警戒レベルをこれまでの「レベル2」から「レベル3」に引き上げた。今後、新たに野鳥の死骸が見つかった際は、ウイルス検査を細かく実施する。