宿敵は「中井貴一」と柳沢 映画「ダークタワー」PR 

 タレントの柳沢慎吾が東京都内で開かれた映画「ダークタワー」(27日公開)のPRイベントに登場、映画の内容にちなみ、盟友の俳優中井貴一を「宿敵」に挙げた。

 柳沢は登場するや、「戦士」と「黒衣の男」という敵対する登場人物2人を演じつつ、拳銃、弾の効果音を交え、まさしくマシンガンのような「一人四役」で作品世界を表現。黒いコート姿の自分を「いいんじゃない、舘ひろしになった気分」と自賛した。

 トークでは「宿敵は誰か」と聞かれ、1980年代から90年代の人気ドラマシリーズ「ふぞろいの林檎たち」で共演した中井の名を挙げた。「同じ年だが、しっかりしていて、俺より年上に見えるのはなぜかと思って」と語り、中井の落ち着いた雰囲気をほめた。

 だが、それもつかの間。正義のヒーローへの憧れを語りだすと、「アクションスターになりたい。ワイヤでつってもらって、どう?」とにぎやかにまくし立て、司会者らを苦笑させていた。

 映画はスティーブン・キングの人気小説が原作。少年が夢に導かれて迷い込んだ先で、現実世界と「中間世界」のバランスを保つタワーを守る戦士と、黒衣の男が壮絶なバトルを繰り広げる。


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