ムーミン題材の出題「支障ない」 大学入試センターが見解 

ムーミンを取り上げたセンター試験地理Bの問題

 大学入試センター試験の地理Bで人気キャラクター「ムーミン」を取り上げた出題について、入試センターは17日、取材に対し「キャラクターの知識は直接必要なく、地理Bの知識、思考力を問う設問として支障はなかったと考えている」との見解を明らかにした。

 試験問題では、ノルウェーとフィンランドを舞台にしたアニメーションとしてムーミンと「小さなバイキングビッケ」を挙げ、両国の言語との正しい組み合わせを選ぶよう求めた。ムーミンとフィンランド語の組み合わせが正解だった。

 入試センターはムーミンの画像の景色から「低平で森林と湖沼が広がるフィンランドが類推される」などとした。


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