2018年1月17日 11:06 | 無料公開
阪神大震災の犠牲者に黙とうを捧げるJ1神戸の吉田孝行監督(右から3人目)ら=17日午前、神戸市
サッカーのJ1神戸は17日、神戸市のいぶきの森球技場での今季初練習前に黙とうを行い、犠牲者を悼んだ。吉田孝行監督は「今日は忘れてはいけない日。皆さんそれぞれ特別な思いがあると思う。一緒に黙とうしましょう」と集まったサポーターに呼びかけた。
吉田監督は兵庫・滝川二高3年時に川西市の自宅で被災。2015年には慈善試合の発起人となり「スポーツの持っている力は大きいし、メッセージ性も強い」と再認識した。震災の風化を懸念し「クラブとして思い出さないといけない。こういうクラブだと伝えていく」と思いを込め、節目の日に始動した。