てるみ社長3回目逮捕へ 東日本銀からも詐取容疑 

 虚偽の書類などを示して、東日本銀行(東京)から融資金約1億5千万円をだまし取った疑いが強まったとして、警視庁は詐欺の疑いで、旅行会社「てるみくらぶ」(東京、破産手続き中)の社長山田千賀子被告(67)=詐欺罪などで起訴=ら2人を、17日にも再逮捕する方針を固めた。16日、捜査関係者への取材で分かった。山田被告らの逮捕は3回目となる。

 捜査関係者によると山田被告らは2017年1~2月ごろ、東日本銀から融資金として約1億5千万円を詐取した疑いが持たれている。てるみくらぶは翌3月末、負債約151億円で経営破綻。東日本銀からの融資金は一切返済されていないという。


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