2018年1月15日 16:07 | 無料公開
引退会見をする元幕内北太樹の小野川親方＝１５日、両国国技館
大相撲初場所を前に現役を引退した元幕内北太樹の小野川親方（３５）＝讃岐明義、東京都出身、山響部屋＝が１５日、東京・両国国技館で記者会見し「一番一番、真剣に全力で取り組んだ。悔いなく相撲が取れた」とすがすがしく、約２０年間の力士人生を振り返った。
１９９８年春場所で北の湖部屋から初土俵を踏み、２００７年名古屋場所で新十両、０８年秋場所で新入幕。左四つの速攻を武器に幕内在位３８場所で最高位は東前頭２枚目。近年は股関節のけがに苦しみ、体力の限界で引き際を決めた。
思い出の一番には、１５年九州場所千秋楽の佐田の富士戦を挙げた。
