元阪神マートン外野手が現役引退 セ記録の214安打 

 【ニューヨーク共同】阪神で活躍し、シーズン214安打のセ・リーグ記録を持つマット・マートン外野手(36)が現役を引退することが13日、分かった。昨季は米大リーグ、タイガースとマイナー契約を結んだが、4月に契約を解除された。「体はまだ動くし闘志もあるが、総合的に考えて次に進む時」と述べた。古巣カブスの競技運営部門補佐に就任する。

 阪神入りした2010年に214安打を放ち、1994年にイチロー(オリックス)がマークしたシーズン210安打のプロ野球記録を塗り替えた。2015年に秋山翔吾(西武)が216安打を放ち更新されたが、現在も右打者と外国人選手の最多記録。


  • LINEで送る