貴ノ岩関休場、暴行被害者 診断書「打撲避ける必要」 

貴ノ岩関

 元横綱日馬富士関の暴行問題で被害を受けた大相撲の東十両3枚目、貴ノ岩関(27)=本名アディヤ・バーサンドルジ、モンゴル出身、貴乃花部屋=が初場所(14日初日・両国国技館)を休場することが12日、決まった。

 取組編成会議を開いた日本相撲協会は「頭部外傷、頭皮裂創痕、右乳突蜂巣炎痕あり。繰り返す頭部打撲は慢性硬膜下血腫発症の危険性を増すため、受傷(昨年10月26日)後、3カ月程度は頭部打撲を避ける必要があり、就業は困難」と記された診断書を公表した。診察は川崎市内の病院で行われた。


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