公道で電動一輪車、初めて摘発 神奈川県警、会社員を書類送検 

 公道で走行が禁止されている電動一輪車を整備不良のまま運転したとして、神奈川県警は10日、道交法違反の疑いで横浜市の男性会社員(51)を書類送検した。電動一輪車は立ったまま体を傾けて運転する移動支援ロボットの一種。ブレーキやミラーなどが装備されておらず、公道を走ることはできない。

 県警によると、電動二輪車での摘発例はあるが、電動一輪車は全国初とみられる。

 書類送検容疑は昨年8月30日午前、横浜市神奈川区の市道で、ブレーキなどがない整備不良の状態の電動一輪車を運転した疑い。

 県警によると、男性が交差点でオートバイと衝突する事故を起こし発覚した。


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