東証午前終値、2万3796円 高値警戒、利益確定売りで反落 

 10日午前の東京株式市場は、当面の投資利益を確定する売り注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は反落した。最近の急激な上昇を受け、高値への警戒感が強まった。一方で前日の米国株高を背景にした買いも入り、一時は上昇に転じる場面もあった。

 午前終値は前日終値比53円54銭安の2万3796円45銭。東証株価指数(TOPIX)は1・70ポイント高の1890・99。

 平均株価は年明けから前日まで3営業日連続で値上がり。3日間の上げ幅は計1085円05銭となり、心理的な節目とされる2万4000円に近づいていた。


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