2018年1月8日 08:26 | 無料公開
トランプ米大統領の最側近だったバノン氏(UPI=共同)
【ワシントン共同】トランプ米大統領の最側近だったバノン氏は7日、政権の暴露本「炎と怒り」でトランプ氏の長男ジュニア氏を非難したとされる問題を「遺憾だ」とし、ジュニア氏を非難する意図はなかったと弁解する声明を出した。米メディアが報じた。バノン氏は「大統領を支える気持ちは揺るがない」と表明。トランプ氏との関係修復を探る考えだ。
バノン氏が暴露本について反応を示したのは初めて。トランプ氏が激怒して決別を宣言し、バノン氏の有力支援者も関係断絶を表明するなど、孤立が進んだことに危機感を抱いたとみられる。