「ぼうさい甲子園」表彰式を開催 徳島の小学校がグランプリ 

「ぼうさい甲子園」のグランプリに選ばれ、表彰される徳島県阿南市立津乃峰小の児童=7日午後、神戸市

 次世代の防災の担い手となる若者の活動を表彰する「ぼうさい甲子園(1・17防災未来賞)」の表彰式が7日、神戸市内で開かれた。小中高と大学の各部門のぼうさい大賞から選ばれるグランプリは徳島県阿南市立津乃峰小で、南海トラフ巨大地震に備え、児童による保育所での出前授業や地域の避難マップ作成が評価された。

 式で活動内容を紹介した津乃峰小6年の多田凜花さん(12)は「自分の命は自分で守り、地域を引っ張っていける取り組みを続けていきたい」と決意を述べた。

 中学の大賞になった高知市立南海中は、地元に伝わる「にわか狂言」にちなんだ「防災にわか」を制作した。


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