元宇宙飛行士のJ・ヤング氏死去 アポロで月面着陸、シャトルも 

ジョン・ヤング氏(NASA提供・AP=共同)

 【ニューヨーク共同】月面着陸を含む米国の三つの宇宙飛行計画に関わり「伝説の宇宙飛行士」と呼ばれた米国の元宇宙飛行士ジョン・ヤング氏が5日、肺炎の合併症のため、南部テキサス州ヒューストンの自宅で死去した。87歳だった。

 1930年、サンフランシスコ生まれ。海軍パイロットを経て62年に米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士になった。65年にジェミニ3号で宇宙を初飛行し、72年にアポロ16号の船長として月面着陸した。81年には初めて打ち上げられたスペースシャトルの「コロンビア」で船長を務めた。

 宇宙飛行は83年まで計6回経験した。


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