野球界から星野氏を悼む声相次ぐ 長嶋氏「心燃やした」 

1970年8月、巨人の長嶋茂雄選手(3)と対戦する中日の星野仙一投手=後楽園球場

 プロ野球の中日、阪神、楽天で監督を務め、4日に70歳で死去した星野仙一氏の密葬が6日、執り行われた。中日ではエースとして活躍し、監督としては3球団をリーグ優勝に導いた「闘将」の突然の悲報に野球界からは悼む声が相次いだ。

 現役時代は闘志をむき出しにして黄金時代の巨人に立ち向かい「燃える男」の異名を取った。長嶋茂雄元巨人監督は「闘志満々でぶつかってきたからこそ『さあ仙ちゃん、来い』と心を燃やすことができ、対戦が本当に楽しみでした」と当時を思い返した。ソフトバンクの王貞治球団会長も「攻撃的な投球で、勝負していてとてもやりがいがある投手でした」と振り返った。


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