高プロ制度「必要性全くない」 連合会長、働き方法案で 

 連合の神津里季生会長は5日の記者会見で、一部専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」の創設について「必要性を全く感じていない」と強調、政府が今月召集の通常国会で提出予定の働き方改革関連法案から除くよう求めた。

 安倍晋三首相は通常国会を「働き方改革国会」と名付け、法案成立に意欲を示している。神津会長は「本来なら昨年秋の臨時国会で議論されていたはずだった。長時間労働是正を一刻も早く実行に移すべきだ」と述べ、法案の柱である残業時間の上限規制を早期に導入するよう求めた。


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