「あん」を朗読劇と映画で 世界ハンセン病の日企画 

朗読劇「あん」に出演するドリアン助川さん(左)と中井貴恵さん

 ハンセン病をテーマに生きることの意味を描いた小説「あん」の朗読劇上演と、映画の上映が28日、東京の早稲田大大隈記念講堂で開催される。

 「世界ハンセン病デー特別企画 朗読劇『あん』と映画『あん』」と題したイベントで、原作者でミュージシャンのドリアン助川さん自身が朗読劇に出演、トークにも登場する。

 3部構成。第1部では中国でハンセン病回復者村の支援活動をする民間団体「家―JIA―」の原田燎太郎さんと助川さんが語り合う。第2部では俳優の中井貴恵さんと助川さんによる朗読劇「あん」が上演され、第3部では樹木希林さん主演、河瀬直美さんが監督した映画「あん」が上映される。

 一般3500円。問い合わせはオンザフィールド、電話050(5525)1493。


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