NY原油、3年ぶり高値 61ドル台後半 

中国浙江省にある国家備蓄基地の石油タンク(共同)

 【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク原油先物相場は反発し、指標の米国産標準油種(WTI)の2月渡しが前日比1・26ドル高の1バレル=61・63ドルと、2014年12月以来約3年ぶりの高値で取引を終えた。

 石油輸出国機構(OPEC)の加盟国イランで拡大した反政府デモを受けて供給不安が意識された。この日発表された米製造業や建設関連の経済指標が市場予想を上回り、米経済の好調さが原油需要の増加につながるとの見方も相場を押し上げた。


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