2018年1月2日 16:11 | 無料公開
稽古始めで高安(手前)と組み合う稀勢の里=2日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋
4場所連続休場から再起を目指す大相撲の横綱稀勢の里が2日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で稽古始めを行い「けがもなく、いい1年にしたいと思う」と、明るい表情で抱負を語った。
2018年は激しい稽古で、精力的にスタートした。大関高安と31番続けて取り25勝。思い切りぶつかって右上手を先に引いての寄りを繰り出したり、まわしにこだわらず突き、押しで攻め立てたり。稽古場には重い音が響き、横綱の肌もみるみるうちに赤くなっていった。目いっぱい動いて復活に向けて汗を流し「いい稽古ができた」と納得の口ぶりだった。