韓国、パナマ船も調査か 北朝鮮船への石油移転疑い 

 【ソウル共同】聯合ニュースは31日、北朝鮮の船舶に石油精製品を移し替えた疑いのあるパナマ船籍の運搬船を、韓国西部の港で当局が調べていると伝えた。事実なら、韓国政府による北朝鮮船への移し替え確認は、南部の麗水港で検査した香港船籍の貨物船に次ぎ2例目となる。

 聯合によると、韓国当局は「北朝鮮との関連が疑われる船舶」としてパナマ船籍の「KOTI」号を調べている。船員の大部分は中国人やミャンマー人。出港を許可せず、調査には関税庁や情報機関の国家情報院が当たっているという。

 国連安全保障理事会は9月、海上で北朝鮮の船に積み荷を移すことを禁止する制裁決議を採択した。


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