脳死判定、20年で500例超す 待機患者解消、程遠く 

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 日本臓器移植ネットワークは29日、臓器移植法に基づく脳死判定が500例を超えたと発表した。1997年の法施行後、脳死からの臓器提供者数は伸び悩んでいたが、法改正によって家族の承諾があれば提供ができるようになった2010年以降、大幅に増加。20年で500例に到達した。

 ただ欧米や韓国と比べると提供者数は少なく、待機患者の解消には程遠い。心停止後に行われる腎臓の移植は、逆に法施行前に比べて減少傾向で全体の提供件数は伸びていない。

 移植ネットは同日、2人が脳死と判定されたと発表した。500例目は西日本地方の患者。501例目は滋賀県の病院に入院していた女性。