仏像クリーニングに補助金 文化庁、美観保ち劣化も防止

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 文化庁は2018年度から、国宝や重要文化財に指定されている仏像などに付いたかびやさび、ほこりを除去する費用の補助を始める。クリーニングで美観を保ち観光資源としての価値を守るとともに、劣化を遅らせる狙いがある。

 文化庁によると、かびやさびは薬剤で除去したり進行を抑えたりし、ほこりは筆などで払い、掃除機で吸い込む作業が必要。定期的に専門業者へ依頼するのが望ましいが、仏像の数が多い寺などでは費用負担が重く、放置される例もある。

 仏像のほか掛け軸などの美術工芸品も対象にし、200万円以上かかった場合、半額を所有者に補助する。18年度予算案に8千万円を計上した。