希望、民進と年明け協議へ 統一会派構想 

臨時役員会であいさつする希望の党の玉木代表。右は古川幹事長=28日午後、国会

 希望の党は28日、臨時役員会を国会内で開き、民進党との統一会派結成に向けた協議入りを決めた。年明けに両党の幹事長、国対委員長が会談し、安全保障関連法など基本政策に関し立場をすり合わせる。1月22日予定の通常国会召集までの結成を目指す。希望の結党メンバーを中心に反対論もあり、協議が順調に進展するかは不透明だ。

 統一会派構想を巡り、民進は26日に希望と立憲民主党に打診。立民は政策が異なるとして希望との会派結成を拒否した。民進は27日付の文書で再考を求めたが、立民の福山哲郎幹事長は28日、記者団に「これ以上は検討できない」と語った。


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