2017年12月28日 10:09 | 無料公開
「パートナーシップ」と認める証明書の交付引換書を手にする増原裕子さん(左)と東小雪さん=2015年10月、東京・渋谷区役所
同性カップルを結婚に相当する「パートナーシップ」と認める証明書を東京都渋谷区から受け取った「第1号」の女性2人がパートナー関係を解消し、証明書を区に返還していたことが28日、分かった。2人がホームページ(HP)で公表した。
渋谷区はLGBTなど性的少数者の差別解消を図る目的で区条例に基づき証明書を交付する全国初の取り組みを2015年11月に開始した。
2人は、会社経営の増原裕子さん(40)と、元宝塚歌劇団の東小雪さん(32)。HPに連名で「離婚する選択をした。このような結果となり、大変申し訳ない」と掲載し、今月25日、区に証明書を返還したと明らかにした。