子どもの難病、34疾病追加 厚労省 

 厚生労働省の専門委員会は27日、子どもの難病として医療費の助成を受けられる「小児慢性特定疾病」に、これまで指定されていなかったタイプの筋ジストロフィーなど34疾病を新たに追加することで合意した。4月から助成を始める予定。

 小児慢性特定疾病は、生命に関わる慢性の病気で、長期間高額な医療費がかかることなどが指定の要件。現在はダウン症や先天性風疹症候群など722疾病、約11万人が対象になっている。

 今回、日本小児科学会などの意見を基に検討を進めた。新たに2万人弱が助成対象に含まれる見込み。


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