福岡高検が保育所設置へ 検察庁初、移転庁舎に 

 福岡高検が2019年に福岡地検と移転する新庁舎に全国の検察庁で初めて事業所内保育所を設置する計画を進めていることが26日、分かった。女性検事らが増えており、子育ての環境を整えるのが狙い。

 関係者によると、国の機関では、国土交通省や厚生労働省など東京の中央省庁で設置が進みつつあるが、地方で初めてという。

 設置するのは、19年夏以降に移転する「福岡第2法務総合庁舎」(福岡市中央区)の1階部分。新庁舎に入る予定の九州地方更生保護委員会や福岡保護観察所の職員のほか、周辺住民も利用できるよう調整している。


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