ジカ熱、胎児に影響知る人2割 蚊が媒介、東京医科大調査 

 蚊が媒介する感染症の「ジカ熱」に妊婦が感染すると、胎児の健康に悪影響が及ぶ恐れがあることを知っている人は2割強にとどまるとしたアンケート結果を、東京医科大の研究チームが25日までにまとめた。

 2015年から起きた中南米での大流行に比べると規模は小さいが、今でもジカ熱は南米や米国、東南アジアで流行している。年末年始に海外に行く人が増える中、チームの浜田篤郎・東京医科大教授は「東南アジアの一部の国では1月も蚊がおり、感染する恐れがある。注意が必要だ」と呼び掛けている。


  • LINEで送る