2017年12月15日 09:25 | 無料公開
日銀が15日発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が前回の9月調査から3ポイント上昇のプラス25となり、5四半期連続で改善した。好調な海外経済を追い風に輸出が堅調だった。 2006年12月(プラス25)以来、11年ぶりの高い水準となった。 先行きは、トランプ米政権の政策運営や緊迫化する北朝鮮情勢への懸念が響いて悪化した。 最近の大企業非製造業の景況感は9月から横ばいのプラス23だった。中小企業の全産業は2ポイント上昇のプラス11だった。