東京ガス、中部圏進出を検討 電力販売、東邦ガスと連携 

インタビューに答える東京ガスの広瀬道明社長

 東京ガスの広瀬道明社長(67)は14日までに共同通信のインタビューに応じ、家庭向け電力販売で愛知、岐阜、三重各県を中心とした中部圏への進出を検討していると明らかにした。中部地盤の東邦ガスと連携を探る。東京ガスは昨春小売りに参入したが「首都圏に縮こまらず、域外に目を向けなければいけない」と述べ、事業展開を拡大する狙い。

 広瀬氏は、東邦ガスと風力、太陽光の発電設備建設や電力調達などさまざまな分野で協議していると説明。自社の取引先やノウハウを紹介することで「東邦ガスのサービスの幅を広げられる」と強調した。


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