介護報酬0・5%程度引き上げ 障害福祉もプラス 

 政府、与党は13日、介護保険サービス事業所に支払う介護報酬について、来年4月の改定で0・5%程度引き上げる方向で最終調整に入った。障害福祉の事業所に対する報酬も0・3~0・4%程度プラスとする方向だ。週内にも事実上決着させ、来週の予算編成で正式に決める。

 報酬を引き上げると、税金や保険料、利用者負担もその分増えることになるが、サービスの質向上や事業所の経営安定化が期待できる。安倍政権は「介護離職ゼロ」を目標に介護の受け皿確保や職員の待遇改善を進めており、引き上げが必要だと判断した。


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