拳銃で自傷の海自隊員停職 「護衛艦下りられる」 

 海上自衛隊は13日、横須賀基地(神奈川県横須賀市)に停泊中の護衛艦「たかなみ」の艦内で自分の腹に拳銃を撃ったとして、20代の男性幹部隊員を停職1年の懲戒処分にした。

 海自横須賀地方総監部によると、業務に負担を感じていたとみられ、「拳銃を使えばてっとり早く確実に護衛艦を下りられると思った」と話し、退職する意向という。

 男性隊員は4月7日に艦内の士官室から拳銃を保管するケースの鍵を盗み、翌8日に拳銃と銃弾を持ち出して自分の腹に撃った。命に別条はなかった。


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