自画撮り画像要求禁止の条例可決 東京都議会、15日成立へ 

 東京都議会の総務委員会は12日、中高生らが自分の裸を「自画撮り」してメールなどで他人に送り、画像が悪用される被害を防ぐため、18歳未満の子どもに画像を送るよう求める行為を禁止して罰金を科す都青少年健全育成条例改正案を全会一致で可決した。定例会最終日となる15日の本会議で成立する見通し。

 都は来年2月の施行を目指しており、要求行為を禁止する条例が施行されれば全国初となる。

 委員会では、共産党都議が意見表明し「被害に遭わないためには教育啓発が重要だ。青少年の監視強化につながるような人権侵害が起きないよう厳正な条例運用を求める」と注文を付けた。


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