2017年12月12日 08:20 | 無料公開
アマゾンをかたる偽サイトの例(フィッシング対策協議会提供)
不特定多数の人に有名企業をかたるメールを送り、偽サイトに誘導して個人情報を不正入手する「フィッシング」詐欺が今年の夏以降、急増している。アップルやアマゾン、無料通信アプリのLINE(ライン)などを装ったメールが大量に出回っている。
偽サイトは実物の一部をコピーするなどしてつくられ、利用者には見分けがつきにくい。監視団体のフィッシング対策協議会(東京)によると、現在多発しているのはクレジットカード情報を盗もうとする手口。担当者は「ボーナスが入り年末年始休暇を控える12月は偽メールが増えやすい」として、注意を呼び掛けている。