ロシアの選手委、個人参加を支持 平昌冬季五輪 

モスクワで開催されたロシア・オリンピック委員会の内部組織で、五輪メダリストらで構成する選手委員会に出席したベリカヤ委員長(左から3人目)ら=11日(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシア・オリンピック委員会(ROC)の内部組織で五輪メダリストらで構成される選手委員会は11日、モスクワで会合を開き、来年2月の平昌冬季五輪へのロシア選手の個人資格での参加を支持すると満場一致で決めた。ベリカヤ委員長は「大多数の選手は五輪に参加したいと考えており、それを支持した。国民の皆さんにも尊重し理解するようお願いする」と話した。タス通信などが報じた。

 国際オリンピック委員会(IOC)は5日、国ぐるみのドーピング問題でROCの資格を停止し、平昌五輪へのロシア選手団派遣を禁止する一方、個人資格での参加に道を残した。


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