横浜市で待機児童が前年より急増 新定義の初適用で 

 横浜市は1日、10月1日現在の待機児童数が1877人となり、前年同期の391人から1486人増加したと発表した。育児休業中でも保育所が見つかれば復職する意思が保護者にある場合は待機児童に含めるとの新定義を初めて適用したため。利用申請者も6万8544人で最多を更新した。

 新定義に該当する待機児童数は1419人。育児休業中なら対象にならない従来の集計方法でも458人で、前年同期より増えている。

 横浜市は2010年に待機児童数の全国ワーストを記録し、独自の政策で13年4月にゼロを達成したものの、その後は待機児童が生じている。


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