NY株反落、100ドル安 米税制改革の先行き懸念 

ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=17日(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比100・12ドル安の2万3358・24ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は10・50ポイント安の6782・79と反落した。

 法人税減税を柱とした米税制改革の先行きに対する懸念が相場の重しとなった。最近の相場上昇で、利益を確定させるための売り注文も優勢だった。

 半導体大手のインテルや小売り大手のウォルマート・ストアーズが売られた。人工知能(AI)スピーカーの発売延期を公表したIT大手のアップルも下げた。


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