東証7日ぶり反発、322円高 値ごろ感の銘柄、買い戻し優勢 

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 16日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は7営業日ぶりに反発した。15日までの下落で値ごろ感の出た銘柄を買い戻す動きが優勢だった。終値は前日比322円80銭高の2万2351円12銭だった。

 東証株価指数(TOPIX)は17・70ポイント高の1761・71。出来高は約17億7400万株。

 15日の欧米株安を受けて朝方は売り注文が先行し、一時約2週間ぶりに2万2000円を下回った。売りの一巡後は最近下落が目立っていた好業績の銘柄が改めて評価され、平均株価は徐々に上げ幅を広げた。電機や情報通信のハイテク株が特に堅調だった。円高ドル安の一服も好感された。


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