NY株小幅続落、39ドル安 米税制改正の実現懸念で 

ニューヨーク証券取引所(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米税制改革の実現に対する懸念から小幅に続落し、前日比39・73ドル安の2万3422・21ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は0・89ポイント高の6750・94だった。

 米議会上院の与党共和党が9日発表した税制改革法案には、法人税率引き下げの実施時期を2019年にすることが盛り込まれた。下院が実施時期を18年とした別の法案を審議しているだけに、市場では改革実現への懸念が強まった。

 個別銘柄では、高値圏にある半導体のインテルが売られた。


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