運転手居眠り「寝不足が原因」 タイ邦人死亡事故 

地元警察署に置かれた事故車両を調べるタイ陸運局の職員=10日、アユタヤ(共同)

 【バンコク共同】タイ中部アユタヤで日本人4人が死亡した交通事故で、運転中の居眠りを認めたタイ人運転手は、寝不足が原因だったと警察に供述していることが10日までに分かった。タイの民放ネーションTVが伝えた。

 タイ警察は9日、運転手から事情聴取したが、内容を公表していない。

 同TVによると、運転手は事故当日の8日、午前0時ごろ就寝し、午前4時に起床。5時にバンコク郊外のスワンナプーム国際空港で観光客を出迎え、その後アユタヤへ行ったと供述した。

 運転手はさらに「通常は観光客を待っている間、(車の中で)1時間の仮眠を取るが、その日は取らなかった」としている。


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