サンシャイン水族館で魚が大量死 酸欠が原因か 

 東京・池袋のサンシャイン水族館は8日、展示の目玉になっている大型水槽「サンシャインラグーン」でトビエイ類やタカサゴ類など魚類24種類1235匹が死んだと発表した。この水槽で飼育中の生物の94%に当たり、酸欠が原因とみられる。9日も通常通り営業する。

 水族館によると、水槽の中で生き延びていたのはトラフザメやヒョウモンオトメエイなど26種類73匹だけだった。

 7日午前、一部の生き物の治療として薬品を投入。効果を高めるため、細かい空気の泡を使って水槽内のごみやフンを取り除く装置を止めた。別の装置で酸素は供給し、同日夜まで異常がないか経過も観察していた。


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