ドイツ「第三の性」容認へ 憲法裁命令、来年末までに 

 【ベルリン共同】ドイツで生まれつきの性別に違和感を持つ原告が、役所に登録されている性別を男性でも女性でもない「第三の性」に変更することを認めるよう求めた訴訟で、ドイツ連邦憲法裁判所は8日までに「第三の性」を認めるための法改正を2018年末までに実施するよう国に命じた。

 ドイツのメディアによると「第三の性」はオーストラリアやインドなどで認められている。ドイツ政府は憲法裁の決定を受け、法改正に前向きな姿勢を示しており、ドイツでも法的に認められる見通しになった。


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