カーター元米大統領、訪朝に意欲 トランプ政権は否定的 

 【ワシントン共同】カーター元米大統領は22日付の米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで、核・ミサイル開発を進める北朝鮮情勢打開に向け、トランプ政権のために訪朝し、緊張緩和に協力する意向を示した。トランプ政権側は否定的な見解を示しており、実現可能性は不透明だ。

 カーター氏は、北朝鮮が「朝鮮半島や日本、太平洋の米領土、おそらく米本土も破壊できる核兵器を保有していると思う」と述べ、先制攻撃に踏み切る恐れもあると指摘。友人関係にあるホワイトハウスのマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)には既に「必要ならば、私には(行く)用意がある」と伝えたという。


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