2017年10月16日 16:47 | 無料公開
FAOの「模範農業者賞」を受賞した大津愛梨さん=16日、バンコク(共同)
【バンコク共同】アジア太平洋地域の農業発展に貢献した人を顕彰する国連食糧農業機関(FAO)の「模範農業者賞」に、熊本地震の被災地で農業と観光を合わせた復興などに尽力した熊本県の大津愛梨さん(43)が選ばれ、バンコクで16日に授賞式が開かれた。日本人で2人目の受賞。
大津さんはタイのシリントン王女から表彰を受けた後「地震があった熊本にとって明るいニュースになればうれしい」と語った。
昨年の熊本地震で被災した阿蘇地域で、地元食材の生産現場を巡りながらバスの中で旬の食材を楽しめる「レストランバス」をプロデュースするなど、復興にも尽力したことが高く評価された。