福井の海上でドローン墜落 8月、鳥と衝突 

 福井県おおい町で8月、小型無人機「ドローン」が鳥とぶつかり、墜落したことが12日、国土交通省への取材で分かった。ドローンのバードストライクが同省に報告されたのは初めて。

 国交省によると、8月20日正午ごろ、おおい町の海沿いの駐車場で個人の所有者が空撮のために飛ばした際に海上でトビとみられる鳥と衝突、海に落下した。けが人はいなかった。所有者が9月上旬に同省に報告した。

 このドローンはプロペラを除いた直径が約40センチ、重さ約1・3キロで、高さ約300メートルまで飛行できる性能があった。

 国交省はドローンによる事故があった場合は報告を求めている。


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