福島産「購入ためらう」が最少に 消費者庁の食品意識調査 

昨年10月、「全量全袋検査」で福島産米の放射性物質を測定する担当者=福島県郡山市

 消費者庁は11日、東京電力福島第1原発事故を受けた食品の放射性物質に関する10回目の意識調査の結果を発表した。購入をためらう産地として福島県を選んだ人は5176人中684人の13・2%と、15・0%だった今年2月の前回調査に続いて過去最少の割合となった。

 調査は2013年2月から半年ごとに実施。東日本大震災の被災地や東京など大都市圏の住民にインターネットを通じて実施した。

 購入をためらう産地として「福島県」「岩手、宮城、福島県」「東北全域」を選んだ人の割合は、14年8月の4回目の調査以降、いずれも減少傾向が続いている。


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