2017年9月21日 20:42 | 無料公開
高浜原発に到着した輸送船から陸揚げされる、MOX燃料が入った輸送容器=21日午後、福井県高浜町(代表撮影)
関西電力は21日、高浜原発4号機(福井県高浜町)向けのプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料16体を積んだ輸送船が同日朝、同原発に到着し、燃料が入った輸送容器2基を敷地内の保管庫に移送したと発表した。東京電力福島第1原発事故後、国内にMOX燃料が到着するのは2013年6月の高浜3号機用以来、2回目。
高浜4号機は今年5月に再稼働し、3号機とともにプルサーマル発電を行っている。関電は、早ければ来年6~10月に実施予定の定期検査で、今回到着したMOX燃料を装填する。
関電によると、輸送船は21日午前7時前、高浜原発の専用岸壁に接岸した。