使い捨て医療機器を再使用 大阪市立大病院 

 大阪市立大病院は19日、国の通知で再使用が禁じられている使い捨て用の医療機器を滅菌処理して使っていたと明らかにした。2015年9月以降で約130人の患者に使用しており、健康被害を調査している。

 病院庶務課によると、医療機器は骨に穴を開ける「ドリルバー」約40種類や、骨を切断する「ブレード」約10種類。ドリルバーは整形外科や形成外科、歯科口腔外科などで使われていた。洗浄していたという。

 8月に兵庫医大病院で再使用が発覚した問題を受けて、8月30日に院内調査を実施。再使用が分かり、9月1日に近畿厚生局に報告した。


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