2017年9月14日 20:45 | 無料公開
国民生活センターは14日、医療費や税金を還付するとうたって現金をだまし取る「還付金詐欺」に関する相談が、2016年度は7633件あり、4年間で7倍に急増したと発表した。大半は60歳以上。「役所や金融機関が現金自動預払機(ATM)の操作を指示することは絶対にない」と注意を呼び掛けている。 センターによると、12年度の相談は1040件だった。 手口は「還付金がある」とかたってATMまで誘導し、電話で操作を指示して振り込ませるほか、電子マネーを購入させるものもあった。